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とある牧場の小実験レポート



Date:2015/3/29〜
Location:千葉県M牧場

実験の背景
犬や猫などのペットが花粉症になることがいくつかの観察記録から確認されている。しかし、山間の野生動物が花粉症に苦しんでいるという記録は確認できない。このことから、

・動物も人間同様に花粉症になる。
・野生動物は何らかの方法で花粉症の症状を軽減している。

という仮説を立てた。立証するために実際の動物の花粉症症状を調査する目的で2014年から活動を開始。しかし、調査の過程で、調査員の花粉症が花粉飛散時期中に改善されたことが確認される。このため、花粉症が改善した動物から人間に花粉症軽減のしくみ/環境が容易に複製されると推測。2015年、あらためて検証実験を開始した。


実験当日

現地に到着し、さっそくヒツジさんたちの群れに飛び込む。 アタマをヨシヨシなでたり、抱っこしたりを30分ほど。 次にブタさんゾーン。ブタさんたちは基本的に寝ている。 ヒツジさん同様に触れ合う。
その後、手は洗わずに帰宅。夜、普通にシャワーを浴びて就寝。


実験翌日

経過1:朝から鼻水が止まらず、特に症状改善の兆し見られず。


2日目

経過2:花粉症症状が一切なくなる。鼻通りはスースー、目のかゆみもナシ。
1月頃にスギ花粉が来たときのような「鼻が膨張するような違和感」のみあり。
終日、鼻水や涙などは出ず、快適な一日を終える。


3日目

経過3:鼻の違和感もなくなり、花粉症の症状が全てなくなる。
被験者は花粉が飛んでいないと感じるが、花粉飛散情報では「非常に多い」。街では人々がマスクを付けたり、花粉の薬の話をしていたりしている。




以上、1つの仮説を元にスタートした2年にわたる観測実験は終了。
花粉飛散期間中にwebサイトによる情報提供を実施することとした。(2015/3/31)



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